宅建士試験とは

宅建士は不動産取引に関する国家資格です。
学習内容は「権利関係」「法令上の制限」「宅建業法」「その他」の4分野です。

権利関係

民法・その他不動産取引に関連した法律を学びます。売買時に自分の責任はどうなるのか、保証人になったらどうなるのか、相続財産はどうなるのかといったことを学びます。法律を知ればトラブルに巻き込まれにくくなりますし、トラブルが起きてしまっても正しく対処できるようになります。

法令上の制限

主に街づくりに関する法律を学びます。街には目に見えない線が引いてあります。その線の中で、この区域にはこういうものを建ててはいけない、この地域はこんな風に街をつくっていく、といった制限があります。街づくりの法律を知れば、街の見方が変わってきます。

宅建業法

主に不動産業者に関する法律を学びます。不動産業者としてやっては行けない事、報酬はいくらまでもらっていいのかといった事を学びます。不動産業というと、なんとなく悪徳のようなイメージがあるかもしれませんが、そのようなことはありません。業界をクリーンにするための法律がしっかり定められています。

その他

その他分野では税金や不動産に関する統計、地形や建物の構造など広く浅く学習します。

宅建士を目指される方へ

宅建士を目指す方は、不動産業で独立したい方、不動産業に就業したい方、会計事務所・金融機関勤務の方、不動産運用の知識を得たい方など様々です。
試験は毎年10月に開催され、県内で受験できます。全国合格率は15%~17%です。この数字をみると難易度が高いような気もしますが、仕上がってない状態で受験される方も多いので、実質合格率はもっと高くなります。
合格者の平均年齢は35歳くらいで、80歳代の合格者もいらっしゃいます。宅建士資格の取得は、独立開業にもつながります。独立開業は試験合格よりもはるかにハードルが高いですが、年齢も関係なく勝負できる資格です。

宅建士学習ガイド

基本

宅建士試験は「法律系」かつ「○×選択肢型」の試験です。
こういった試験は基本的に「暗記」が大事です。
暗記のコツは。
①理解する事
②まとめる事
③繰り返すこと
が大事です。

理解をすれば勉強が楽しくなりますし、暗記も楽になります。さらに、わからない問題でも「常識と勘」を使い得点を伸ばすことが出来るようになります。
知識をまとめると、理解がすすみ、暗記の精度も高くなります。逆にまとめないと、何を勉強しているのかわからず頭がこんがらがってきます。

①理解する事・②まとめる事は、講師やテキストの仕事です。
最後の③繰り返す事が一番重要であり、これがなければ合格しないと言っても過言ではありません。
理解しても、覚えてないと試験で合格点を取れません。何度も繰り返していただくことが大事です。 なお、暗記する際は、100%の範囲を80%の精度で覚えるより、80%の範囲を100%の精度で覚える事が大事です。

直前期

模擬試験は本番だと思って準備することをお勧めします。模擬試験の日程に合わせて強引に仕上げることが大事です。「仕上がってから模試」では直前まで仕上がりません。

最終的に合否はミスの量で決まります。 模擬試験でミスをきっちり把握して、メモしてください。おそらく同じようなミスを繰り返しています。ミスの傾向を把握すれば、ミスをゼロにすることはできませんが減らすことはできます。

そして、最後まであきらめない事が大切です。

受験2回目以上の方へのアドバイス

学習を早めに再開されることをお勧めします。
受験経験者は、きっちり準備すれば次回の試験で合格できる可能性が相当高くなります。
しかし、何度も落ちてしまわれる場合は、以下のパターンに陥っている場合が多いです。
試験を受ける⇒しばらく何もしない⇒忘れる⇒試験が近くなったら勉強をする⇒思い出すレベルで試験がやってくる⇒試験を受ける
この場合受験回数はあまり意味がありません。

分野別のアドバイスは以下の通りです。
民法をしっかり理解します。本試験では暗記のみではなく、考えて妥当な結論を導きだすことが出来ます。
宅建業法は簡単な割に配点が大きいので、しっかりマスターする事が大事です。
法令上の制限は、全体像をつかみ、何を学習しているのか把握することが大事です。
その他の分野は出題の重要性を考えて、効率よく学習することをお勧めします。

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